ハワイの銀行口座開設とお金の管理
銀行口座開設開設について
ハワイを含むアメリカの預金口座は大きく分けるとChecking Account(当座預金口座)とSaving Account(普通預金口座)の二つがあります。日本では通常、普通預金を使うことが多いですが、ハワイでは当座預金がよく使われる口座です。クレジットカードや、デビットカード、Check bookと呼ばれる小切手などはこのChecking Accountに紐付けられていて、学費や家賃、公共料金のお支払いなどに日常的に使われています。銀行にもよりますが、当座預金は利子がつかないことがほとんどです。普通預金は利子がつき、長期間銀行にお金を預けておきたい場合に向いています。ハワイにいる間は当座預金を利用し、日本に帰るときに普通預金に移すという使い方をする人もいるようです。短期留学であれば現地口座開設は不要の場合もございますが、半年~1年以上の期間滞在する方には口座を作るのがおすすめです。主な使用用途はCheck Bookによる家賃、授業料、その他費用の支払いや、大学学内でアルバイトをする場合やOPT制度を利用しハワイで就労する方の給料振り込み先として利用されます。特にコンドミニアムの家賃の場合、小切手支払いのみとなる場合が多いため、前もって開設しておくと便利です。
ハワイに着いたら、まずは生活に必要なChecking Accountを開設しましょう。口座を開く場合は、ATMが各所にある、ある程度大きな銀行を利用するのが便利です。HECハワイ留学支援センターの現地サポートでは銀行口座開設サポートがございます。現地スタッフが銀行に同行し、その場で口座を開設しますので、慣れない煩雑な手続きにもご安心いただけます。
ハワイの場合、以下の3つの銀行がおすすめです。
● Bank of Hawaii(バンク オブ ハワイ)
SWIFT BOHIUS77 / ABA 121301028 URL: boh.com
ワイキキ支店のインターナショナルバンキング部です。混んでいることも多いため事前の予約が必要です。
● Central Pacific Bank(セントラル パシフィック バンク)
SWIFT CEPBUS77 / ABA 121301578 URL: centralpacificbank.com
周辺のアラモアナセンター・ABCストアなどのATMは日本語で操作することが可能です。
● First Hawaiian Bank(ファースト ハワイアン バンク)
SWIFT FHBKUS77 / ABA 121301015 URL: fhb.com
留学生にもアクセスしやすいダウンタウン本店、ワイキキ、カピオラニコミュニティカレッジの3支店がおすすめです。日本居住者向けローンがあり、キャッシュカードはハワイのセブンイレブンで使えます。
ハワイから海外送金をする
海外の銀行に送金する場合は、以下の情報が必要です。
● 相手先銀行名
● SWIFTコード
● 支店名
● 口座番号
● 口座名義
日本からハワイに送金する場合は、口座にマイナンバー登録することが必要です。
手続きに時間がかかるので、お早めに手続きすることをオススメします。
お金の管理 クレジットカード・デビットカード・国際プリペイドカード
アメリカはカード社会と言われるように、高額な現金を持ち歩くことは防犯上あまりなく、コンビニなど少額の買い物でもクレジットカードで支払うことが一般的です。また、クレジットカードは米国では信頼性を示す意味合いも強いため、ホテルのチェックイン時などにクレジットカードの提示が必要、という場面もあります。日本では未だに現金払いが主流ですが、留学中は授業料などの高額な支払いも多々あるため留学生もクレジットカードでの支払いが望ましい場面が多くあります。まだ日本ではカードを作ったことがない、という方も多くいらっしゃいますが、留学の際には自身のカード、もしくは保護者様の家族カードの情報などを予め用意しておきましょう。
また、「カード」にもクレジットカード、デビットカード、国際プリペイドカードなど留学に適したものがいくつかあります。いずれも便利な機能があり一長一短ですので、自分の留学期間やスタイルに合ったものを準備するのがおすすめです。
● クレジットカード
既に日本で自分名義のクレジットカードを利用しているという方はそのカードを持っていき使うことができます。家族名義の家族カードがあればそれを利用することもできます。大学の授業料はクレジットカードで支払いが可能なので、支払い上限額が十分にあるカード、またはカード情報を用意しておきましょう。
HECハワイ留学支援センターでは、初めてクレジットカードを持つ学生様向けに三井住友VISAカードのご紹介も行っておりますのでお気軽にご相談くださいませ。
また、アメリカでクレジットカードを新たに発行するには、通常留学生には付与されないSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)または納税者番号が必要です。また、アメリカのクレジットヒストリー(クレジットカードの支払い歴:支払いの遅延の有無や借金額など)はアメリカ発行のカードにしか紐づけされないため、日本でそれまで利用していたカードのクレジットヒストリーは考慮されません。
アメリカのクレジットヒストリーがないと現地での携帯電話の契約の際など、高額なデポジットが課されますのでご注意ください。そこで、クレジットヒストリーがない人のためのカードが用意されています。それはセキュアード・クレジットカード(Secured Credit Card)と呼ばれる、預金口座とリンクしたクレジットカードです。指定の口座に一定額を預金することを条件に、預金額に見合った限度額のカードが発行されます。正規なクレジットカードとして扱われるので、これをアメリカで利用して健全な支払いヒストリーを積み、カード入会の案内を待つのが良いでしょう。
● デビットカード
銀行のキャッシュカードにキャッシュレス機能を搭載したものです。デビットカードは自分の当座預金口座からお金を引き出せるほか、口座残高内であればお店で直接買い物ができその場で残高が確認できます。アメリカドルでアメリカの銀行口座に入れているものを使えば為替レートによる変動もありません。ただし口座残高が上限、になるので残高には気をつけましょう。
● 国際プリペイドカード
日本で発行したカードに予め日本円で指定口座に振り込んでチャージしておき、現地ATMで現地通貨に変えて引き出すことができるというカードです。ATMで現金を引き出す他、デビットカードのように店先でカード払いすることもできます。また、この種のカードの支払い残高はクレジット、デビットとも異なり予め日本円でチャージしておいた分が上限になるので、意図せず高額支払いに使ってしまうということが起こりません。クレジットカードを持つことや高額請求が不安、留学が短期である方にもおすすめです。HEC留学支援センターではMoney T GlobalとNEO MONEYの代理店としてそれぞれご紹介が可能ですのでご相談くださいませ。
Money T Global
URL:https://www.aplus.co.jp/prepaidcard/moneytg/
NEO MONEY
URL:https://www.neomoney.jp/
お金の管理は自分の留学やライフスタイルに合ったものを用意しましょう。HECハワイ留学支援センターではご出発前のオリエンテーションでも、こうしたお金の管理についてガイダンスを行っております。