日本からハワイまでの航路・ハワイ島ほか各島へのアクセス
日本からハワイまでの航路
日本の主要都市から直行便を利用した場合、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港（旧ホノルル国際空港）までの飛行時間は約6時間30分～7時間ほどです。ハワイから日本への復路は偏西風の影響もあって季節により8時間～9時間30分ほど。
羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港、大阪伊丹空港、札幌空港、福岡空港、那覇空港とホノルル国際空港を結ぶルートがあります。日本から直行便を就航している航空会社は2018年4月の時点で8社あり、ハワイ島などネイバーアイランドへ行く場合は、（日本～ハワイ島コナ直行便を除き）ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港（旧ホノルル国際空港）で乗り換えとなります。乗り継ぎは時間に余裕を持って手配しましょう。
ハワイ島ほか各島までの航路
日本を出発した飛行機は、2016年12月に就航したハワイアン航空のハワイ島コナ線を除きハワイの玄関口であるオアフ島・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港（旧ホノルル国際空港）に到着します。ここからオアフ島以外の島々への移動は、ハワイの国内線を利用します。
ホノルルからハワイ島、マウイ島、カウアイ島の主要空港への定期便は1日約30便、所要時間30～50分で、現在、ホノルルから他の島々への主要空港へ就航しているのは2018年10月現在4社あります。1日200便ものジェット機で主要4つの島を結ぶ大手航空会社のハワイアン航空と、マウイ島、ハワイ島、モロカイ島へセスナ機を飛ばすモクレレ航空、プロペラ機でマウイ島、ハワイ島、カイルア島をカバーするアイランドエアー、そして、モロカイ島とラナイ島へプロペラ機を飛ばすハワイアン航空系列のオハナ・バイ・ハワイアンがあります。
ハワイ島の学校に入学する場合は、日本からの国際線の航空券手配と一緒に国内線のハワイ島までのセットで購入するのが一般的ですが、オアフ島で留学生活を送りつつ観光などで他の島を訪れる際は、島間のみ単発の航空券を航空会社のウェブサイト、または、旅行会社で購入することが可能です。航空運賃の目安は片道70～120ドルで、運賃はその便の空席状況、出発時間や時期等によって変動するシステムです。
■オアフ島・ホノルル⇔ハワイ島
ハワイ島の主要空港は、西海岸にあるエリソン・オニヅカ・コナ国際空港と東海岸にあるヒロ国際空港の2ヶ所があります。コナ国際空港にはハワイアン航空とアイランドエアー、モクレレ航空が1日30便以上、ヒロ国際空港にはハワイアン航空が15便ほど乗り入れ、所要時間は約50分程です。コナ国際空港からはマウイ島、モロカイ島への、ヒロ国際空港からはマウイ島への便もあります。
■オアフ島・ホノルル⇔マウイ島
マウイ島の主要空港は、島の中央に位置するカフルイ空港と、西部にあるカパルア空港（カパルア・ウエスト・マウイ空港）の二つです。島の玄関口と呼ばれるのは中央部に位置するカフルイ空港で、ハワイアン航空、アイランドエアーが就航しており、運航は1日35便以上で所要時間約35分程です。また、カフルイ空港からはハワイ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島ヘの乗り入れがあるほか、マウイ島内東の端にある秘境の町ハナ、ハナ空港ヘも1日1便運航しています。カフルイ空港から世界有数のビーチリゾート・カアナパリまで車で約50分、高級リゾート地のワイレアまで約40分、マウイ島中央にあるローカルタウン・キヘイまでは約20分です。
■オアフ島・ホノルル⇔カウアイ島
カウアイ島の玄関口が南東部にあるリフエ空港です。ハワイアン航空、アイランドエアーが1日30便程乗り入れ、所要時間は約30分程で、マウイ島行きの飛行便も運航しています。リフエ空港から高級リゾートがあるポイプまで車で約30分、プリンスヴィルまでは約60分です。
■オアフ島・ホノルル⇔モロカイ島
モロカイ島のほぼ中央に位置するモロカイ空港には、モクレレ航空のプロペラ機が1日10便程、ハワイアン航空系列のオハナ・バイ・ハワイアンもプロペラ機で3便乗り入れており、所要時間は約30分程です。モロカイ空港からハワイ島、マウイ島、ラナイ島間の飛行便も運航しています。
■オアフ島・ホノルル⇔ラナイ島
ラナイ空港はラナイ島の南西部にあります。ハワイアン航空系列のオハナ・バイ・ハワイアンがプロペラ機で5便乗り入れており、所要時間は約30分程。ラナイ空港からマウイ島、モロカイ島への飛行便もあります。
