ALOHA!
本日はよくご質問をいただきます、ハワイ大学の奨学金について、ご紹介します。
アメリカの大学の奨学金は、日本の奨学金と異なり給付型で返済義務のないものが一般的です。
高額になる大学留学費用、少しでも経済的負担を軽減するために留学生の皆さんは一生懸命勉強されて奨学金を得ています。
やはり長年の留学であれば奨学金を得て、余裕を持って勉強に集中したいですよね!
本日はハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジ内にデスクを設けているHECハワイ留学支援センターが、
なかなか得られないハワイ大学マノア校の学費やおすすめ奨学金について、まるっとご紹介します!
ハワイ留学をお考えの方、必見です!
ハワイ大学マノア校への留学費用はそもそもいくらぐらい?
A. 留学生の授業料は年間$33,336、おおよその住居費が約$13,673
これに食費や教材費、その他雑費など一般的な試算を含め、計$51,875となります。
※2019~2020年度 ハワイ大学マノア校の試算に基づきます。HECハワイ留学支援センターではご希望に合わせたお見積りをお作りしています。
💡 HECアドバイス
渡航前の学校への出願やビザ申請の際にも、留学費用を賄える証明を提出する必要があります。
学校や予定期間によっても証明必要額は異なりますので、HECではご状況に合わせたご案内をしております。
ハワイ大学マノア校 主なおすすめ奨学金
以下の奨学金タイプは、GPAやSAT/ACTスコアを参照し1種類のみが適用されます。重複して適用はされませんのでご注意ください。
① Manoa International Excellence Scholarsihp
対象:1年生からの新入生のみ
必要GPA:3.5
SAT/ACT提出義務:あり
出願時点でのGPAが3.5以上で、かつSATまたはACTの点が十分高いことが条件となります。
これが支給されると、授業料が4年間州民レート(一学期分:$5,652)になります。
支給されれば費用を大きく軽減できますが、SAT/ACT試験での高い点数が必要なので、留学生にはハードルが高い種別です。
また、対象が1年生からなのでその点もハードルが高いと言えます。
② International Merit Award Scholarship オススメ!
対象:1年生からの新入生および編入生
必要GPA:3.3
SAT/ACT提出義務:なし
GPAが3.3以上で、このタイプにはSAT/ACT点数の提出は必要ありません。
4年間続けて年間授業料が留学生向けの費用から、州民レートの1.5倍まで下がります。
ちなみにこの1.5倍というのは、WUE(米国西部諸州の大学連合)地域出身学生に適用される割引を含んだ授業料に対応しています。
この支給を受ければ授業料が$16,000台にまで下がることになるので、およそ半額の費用で学ぶことができます。
この種別は編入生(ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジやその他カレッジ、日本の大学からでも対象になります)も対象になり、
さらにSAT/ACT試験が不要、成績を保てば翌年以降も継続が可能と、留学生には最適と言えるオプションと言えます。
カピオラニコミュニティカレッジからの編入を目指す学生も、多くがこの奨学金の受給を目指して日々勉学に励んでいます。
③ Internatioal Undergraduate Student Scholarship オススメ!
対象:1年生からの新入生および編入生
必要GPA:3.0
SAT/ACT提出義務:なし
②のInternational Merit Award Scholarshipと類似していて、必要GPAが3.0になる代わりに受給額が$10,000になります。
成績を保つことで同様に翌年以降も受給されるので、総留学費用を抑えることが出来ます。
この種別は編入生(ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジやその他カレッジ、日本の大学からでも対象になります)も対象になり、
さらにSAT/ACT試験が不要、成績を保てば翌年以降も継続が可能と、留学生には最適と言えるオプションと言えます。
カピオラニコミュニティカレッジからの編入を目指す学生も、多くがこの奨学金の受給を目指して日々勉学に励んでいます。
④ Manoa Academic Merit Scholarship
対象:1年生からの新入生のみ
必要GPA:3.5
SAT/ACT提出義務:あり
4年間、毎年2000ドル分授業料が減額となります。
こちらは新入生のみ、かつSATは1280点、ACTの場合は27点が必要、さらに成績が3.5と高いことから、
あまり留学生向けではありません。
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いかがでしたでしょうか?
重要でありながら、なかなかまとまった情報を日本語でキャッチしにくいハワイ大学の奨学金についてご紹介させていただきました。
今回ご紹介した中では、International Merit Award Scholarshipと Internatioal Undergraduate Student Scholarshipが、
留学生にとって狙い目だということがお分かりいただけたかと思います。
このようにアメリカの大学の奨学金は大変額が大きく、長期留学においては経済的負担の軽減になる大切な要素です。
その他にも大学には小規模の奨学金制度が数多くあります。
その他大学が給付するもの以外にも、例えばEast-West Center (マノアキャンパスに隣接している連邦機関です)が提供または窓口となる、
対象を絞った以下のような奨学金制度もあります。
今回はハワイ大学が給付しているものをご紹介させていただきましたが、
留学奨学金には日本政府や日本学生支援機構といった団体が出しているものもございます。
こうしたタイプには給付型のみならず貸与型も数多くございますので、利用を検討されている方は各世帯にあったものをお使いください。
留学の際は奨学金を上手く利用し、計画的・経済的に留学しましょう!
MAHALO!