ALOHA!
ハワイでのお仕事に関して、昨日の記事ではJ-1ビザインターンシップをご紹介しましたが、本日はよりやってみたい仕事に就ける可能性の高い、「留学を活かせるインターンシップ制度」をご紹介します!
留学生が米国内で就業する際、最も一般的な方法がOPT(オプショナル プラクティカル トレーニング)です。
「オプショナル」とは「任意の」という意味なので、やってもやらなくてもいいというものではありますが、留学をした学生にしか与えられない特別な権利なので、ハワイ留学を経験される方にはぜひ利用をおすすめする制度です。
・OPTとは?
米国の短大以上の教育移管で、一定以上の学習プログラムを終えると、最大12ヶ月間の就業資格が与えられるという制度です。学習している専攻によってOPTでの就業可能期間は一部異なりますが、一般的に最大12ヵ月間となります。就業ビザを取得するのが難しいと言われる米国でも、実はこのOPTを活用して実務経験を積むことができます。学生ビザで渡航しながらも、「仕事で英語を使う」「アメリカで仕事をしてみたい」「ハワイで暮らしたい」といった夢を叶えることができます。
そんな魅力的なOPTの申請にはいくつか条件があり、以下の全てを満たしている必要があります。
《 OPT申請の条件 》
・最低1年間、短大以上の教育機関に学生ビザ(F-1ビザ)で就学していること
・仕事は自分の専攻分野に関連するものであること
・雇用主は自分で見つけること
・CA(Certificate of Achievement)以上の修了証・学位が取得できるプログラムを受講していること
修了証・学位が取得できるプログラムである必要があるため、語学学校で英語を学ぶプログラムでは、このOPT資格は得られない点には注意が必要です。
また、従事する職は専攻に関連した分野である必要があります。例えば観光業の盛んなハワイでは大学やカレッジで観光学やホスピタリティを学び、ホテルやブライダル、空港などでOPTをしている学生も多くいます。
なお、OPTは学位レベルごとに与えられるのが特徴です。すなわち、コミュニティカレッジで2年間勉強をして準学士号を取得してから1年間OPTを行い、さらに4年制大学に編入して学士号を取得してから再び1年間のOPTを行うといったこともシステム上可能です。留学の延長でこんなにお仕事が出来るのはとても魅力的ですよね。
中でもハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジ(KCC)は、1年間でこのOPT資格を得られるプログラムを有しているため、「短い滞在期間の中で働く経験もしたい」という学生にも大変人気となっています。
OPT就労がしてみたい、という方にはその業種、分野ごとにおすすめの学校・キャンパスが異なります。多様なプログラムを持つハワイ大学にはきっとあなたのやりたい分野が見つかるはず!ハワイ留学についてもっと知りたい方は、まずはお気軽にHECハワイ留学支援センターまでご相談ください。
お読みいただきありがとうございました。
MAHALO!