ハワイ留学するなら信頼と実績のハワイ留学支援センターへ

  • instagram
  • facebook
  • twitter
  • line
  • wechat
03-6912-8121
アクセスマップ

2019.10.16

ALOHA!
 

突然ですがブログをご覧の皆さんに問題です!
留学する上で早く英語力を伸ばす方法、コツは何でしょう?
  
「外国人の友達を作って英語で会話する」「地域に出かけて学校外でも英語を使う機会を増やす」どれも正解です。これらは全て学生本人が渡航後に意識すべき心得です。
  
しかし!実は早く成長するための鍵は、「渡航前」にこそあるのです。

学校へ手続きを済ませると、「行けば何とかなる」と考えて勉強を怠ってしまう留学生は多いのですが、基礎をおろそかなままで渡航するのと、日本語で文法知識や単語の知識を体系的に学んで身に付けた上で行くのとでは大きく成長速度が違うのです。
 

その結果、例えばコミュニティカレッジや大学に編入するための語学学校に通う場合、前者は1年~2年通うことも珍しくなく、後者は半年~1年程度で編入を成功させる学生もいます。

 

そこで、本日は「どう英語を勉強すればいいかわからない!」という方のために効果的な英語の勉強方法についてご紹介します。今回はコミュニケーションにも英検・TOEICスコアにも大切なリスニングの学習方法に焦点を当てます。


 

これから英語を勉強し始める方にとってはスピーキング以前に「リスニング」に苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。日本では意識せず日常生活の中で英語が聞こえてくる場面は限られているため、洋楽や洋画でしか耳にする機会がないという方も多いと思います。

 

ではここでリスニングに苦手意識を持つ理由を大きく2つに分けます。自分がどちらに当てはまるか、あるいはどちらにも当てはまるか考えてみてください。

 

① 音の聞き取りが出来ていない

② 音は聞き取れているが、意味が理解できない

 

英語の学習期間は同じくらいでも、海外旅行によく行く方や洋楽をよく聞く方などは①はそこそこ大丈夫だけど実は②が原因、という方もいます。②の場合はリスニング力よりも「単語の知識や文法理解」がネックと言えるため、リスニング力を高めるためには日ごろから単語・文法学習を怠らず、表現力を高めることが大切です。

 

①に該当する場合はそもそも英語を聞く環境が不足しているの原因なので、音に意識したリスニング練習をすることが大切です。
洋楽や洋画を楽しむときも歌詞や字幕を見ながら「英語の音」に意識する習慣を身に付けましょう。留学して環境を英語にする、というのはこの①に対する最適解と言えます。本日のブログでは①に対する効果的な練習方法をご紹介します。

 

「英語の耳」を鍛えるには、オーバーラッピング・シャドーイング・ディクテーションといったアプローチが有効的です。留学前の日本でも、渡航後も取り組める学習方法なので、ぜひ日々の英語学習に取り組んでみてください。

 

TOEIC対策、留学準備

 

【オーバーラッピング】

 

・オーバーラッピングとは「教材のスクリプトを確認しながら、流れる英語音声と同時に発音する」練習方法です。オーバーラッピングのいい点はリーディング・リスニング・スピーキングの3つを同時に鍛えられる点です。効果も大きく取り組みやすい練習方法と言えます。

 

お気に入りの洋楽の歌詞を見ながら聴いて行うのもいいですし、最近ではNETFLIXなどの配信サービス、Youtubeなど海外の動画でも英語字幕を付けられるものもあります。身近にあるものを教材にして、お手軽に視覚と聴覚で楽しみながら学習できるのもオーバーラッピングの良い点です。

 

【シャドーイング】

 

・シャドーイングとは「音声を聞いた後、少し遅れて復唱する」という練習方法です。
ネイティブスピーカーの発話を追って発音することで、音の聞き取りの向上と発音の矯正になります。

 

耳から得た情報だけで発話するので、ある程度の聞き取り力や語彙力を必要とします。前述のオーバーラッピングの発展版とも言えます。発話後はスクリプトを見て自分が認識できない音を把握した上で反復練習し、最終的には見ないで正しくシャドーイングできる状態を目指しましょう。

 

オーバーラッピングで使用した音声、教材の字幕を消したりスクリプトを隠してやってみましょう。

 

【ディクテーション】

 

・ディクテーションとは「聞いた音声を書き取る」というシンプルな練習方法です。このディクテーションはリスニングのみならずリーディング、ライティングにも大変効果的な学習方法です。

 

やってみると分かりますが、シンプルながら3つの方法の中で最も難しい練習方法です。日本語でも人の発話をそのまま書き取るのって意外と難しいですよね。

 

仮に意味の理解が出来て聞き取れているつもりでも、ディクテーションをすると一言一句書き出すので聞こえなかった音に対し誤魔化しがききません。書き取ってみると細かい前置詞や冠詞、三人称単数のSが抜けることなどが多くあることに気付きます。非常に音に敏感になるため、リスニング力の向上が期待できます。

 

また、文法知識や語彙力がないと文を書き出すのも一苦労です。ディクテーションをすると知らない単語や文法表現を発見しやすく、前述②の「意味が理解できないから」という理由に対しても効果的な文法学習方法です。

 

何を教材にするべきか

 

TOEIC対策、留学準備

 

リスニングの学習には教材に何を選ぶかが大切です。学習初心者はここを勘違いしがちなのですが、実はリスニング練習は音声が聞けさえすればいいものではありません

 

例えば使われる表現も背景知識もない情報の羅列を、スクリプトもなしにただ耳に流すだけでは、英語という記号を耳にいれるだけで効果的なリスニング学習とは言えません。海外のビジネスニュース・政治ニュースを聞き流すなど一見効果的にも思える方法ですが、これは上級者向けの方法です。実力に合わない誤った方法で学習してしまうと、むしろ邪魔な苦手意識を生んでしまいます。

 

また、「英会話教室」も注意が必要です。もちろんネイティブスピーカーと英語で会話をするのはリスニングにもスピーキングにもとてもいい学習方法です。しかしそう「何時間も、好きな時間」にリスニング練習に付き合ってくれる都合のいい方や英会話の先生はなかなか見つからないでしょう。リスニングやスピーキングというとアウトプットが重視されますが、同時に膨大なインプット量が大切です。したがって「週1~数回、数時間」の英会話練習だけに頼ってリスニング力の向上を目指すのは、残念ながらあまり効率的ではありません。

 

ではどういうものがリスニングの練習向きか、それは

 

背景知識のある内容のもので、かつスクリプト(台本や字幕)があるも」です。

 

とてもシンプルですが、意識しないと目的に合わないものを手にしてしまうことがあります。市販の英語学習書などでももCD音声付きでそのスクリプトがあり、そしてその文に使われている文法知識や単語などが同ページに分かりやすくまとめられているものがおすすめです。

 

いわゆる「教材」以外では、洋楽や映像作品(映画・ドラマ・動画など)などで学習するのもおすすめです。

 

● 洋楽:

学習には綺麗で明瞭な発音の曲がおすすめです。ジャンルで言えばポップスか聴きやすいロック、R&Bなどが無難です。逆にヒップホップやハードロックなどは癖が非常に強くスラングも多いため、教材としてはあまりおすすめできません。日本でも人気なテイラースウィフトやアリアナグランデなど、身近な恋愛曲などは接しやすく聴き取りやすいでしょう。洋楽で勉強する時は

事前に歌詞を読み、意味や知らない単語を調べた上で、前述の学習方法を試してみましょう。
発音を学んだ後にカラオケで披露してみるのも楽しく学べる方法です。

 

● 映画・海外ドラマ編:

ハリウッドのSF大作のような長編映画より、1話20分程度の「フレンズ」や「フルハウス」などのコメディ調のシットコムなどがおすすめです。こうした作品は日常シーンが大半なため、使われる表現が日常生活で頻出のもので、専門用語が少なく表現もシンプルです。

逆に最初からSF大作などで学ぼうと挑戦すると、専門用語やくだけた表現が多く難しく感じます。

 

また、映像作品を教材にするとアメリカ英語、イギリス英語の特徴に慣れやすいのもいい点です。例えば「ハリーポッター」のような舞台がイギリスの作品はイギリス英語が主ですし、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のような作品はアメリカ英語で話されているので、特徴をつかみやすく同時に文化を学ぶことができます。例えばイギリス英語ではBrilliant(素晴らしい)という単語が人気でよく使われるので、「ハリーポッター」作中でもハリーやロンが頻繁に発言しています。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ではheavy〈重い)という言葉が「キツい」という意味で話され、主人公が博士に突っ込まれるシーンが特徴的です。

 

セリフや情景描写が全てスクリプトとして記載されている映画で学ぶ英語教材なども市販されているので、こうしたものを使うのもおすすめです。


いかがでしたでしょうか?

本日はHECカウンセラーが身をもって学んだリスニングおすすめ学習方法を紹介しました。留学までの期間は有限です。効率的に学んで留学に備えましょう!

 

HECハワイ留学支援センターでは本日紹介した3つの学習方法を網羅した、オリジナルの英語講座を開講しています。留学を控えている方、将来的な留学のために英語を効率的に学びたいみなさんにおすすめの講座です。後日こちらもご紹介させていただきますので、お楽しみに!

 

留学準備英語講座ご案内のチラシです。画像クリックでダウンロードいただけます。
  


TOEIC対策、留学準備 

HECは留学を夢見て学習に励む学生を応援します!

詳しくお話を聞きたい方、カピオラニ・コミュニティカレッジをはじめとしたハワイ短大・大学留学をお考えの方はお気軽に弊社カウンセラーまでお問い合わせください。

 

MAHALO!