ALOHA!
本日は前回の社会人留学の紹介記事に続き、「社会人がハワイ留学の前に知っておきたいこと!」をご紹介します。
社会人のハワイ留学について、まだお読みでない方はぜひこちらからご覧ください。
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【社会人こそハワイ留学がおすすめ!】社会人のハワイ留学【キャリアアップ/キャリアチェンジ】
https://www.hecjapan.com/blog/careerupforadults
【社会人がハワイ留学の前に知っておきたいこと!】
① 留学準備期間
留学は人生の転機にもなり得る経験です。何度もやり直しのきかない大切な経験だからこそ、留学準備期間は充分にお取りいただき、出来る限り不安を少なく出来るように備えることをおすすめします。
具体的に準備期間を述べますと、カレッジ・大学留学の場合は約6ヵ月間、語学留学であっても約3ヵ月は留学決定から渡航まで時間的に余裕を持つのが理想です。これはあくまで目安で、参加するプログラムや学校側の出願の締切などによっても異なり、中にはおよそ1年前からお手続きを開始する方も珍しくありません。
特に働きながら留学準備をする社会人の方は、お仕事の合間をぬってのご準備が必要です。
例えば在日米国大使館/領事館でビザ申請の面接が受けられるのは平日のみであるため、平日お仕事の方は当日は有給休暇を使うなどして面接に足を運ぶなどの工夫が必要です。その他にもプログラム参加に必要な予防接種を受けたり、金融機関への財政証明書類の発行依頼、卒業した高校・大学への証明書類発行依頼など、発行や完了までにお時間のかかる用意もございます。
また、日本とハワイでは-19時間の時差がありますので、現地の学校やその他機関への確認には数日単位で時間が掛かることが想定されます。間際のお手続き開始の場合、こうした多岐に渡るお手続きを同時並行で進めなければならず、近日の書類ご提出などが発生してしまうため、余裕あるご準備をおすすめしています。
まとめ
カレッジ・大学へ留学される方の準備期間の目安:望ましくは約6カ月間以上
語学学校へ留学される方の準備期間の目安:望ましくは約3カ月間~1ヵ月以上
② お勤め先に退職を伝えるタイミング
社会人の方が数カ月を超えるうな長期留学をする場合、多くの場合はお勤めの企業やお仕事を辞めて行くことになります。シフト制で働いている方などはシフトの決まるタイミングとの兼ね合いもあるなど、退職を告知する時期についてご相談いただくことも多いです。特に留学を決めてから渡航が1~2カ月以内という間近の場合は、留学を決めると同時にお伝えになる方もいらっしゃるようです。
以下はあくまで目安ではあるためその限りではありませんが、ご検討の方へアドバイスさせていただきます。
まずアメリカの留学には学生ビザ(Fビザ)の対象となるプログラムか、Visa Waiver Programの対象としてビザを必要としないプログラムがございます。
学生ビザを要するプログラムへ留学する場合:
留学の可否を決するこのビザの発給可否は、アメリカの場合在日米国大使館/領事館の担当領事の判断によって決定されるため、実は学校の入学許可の証明とは管轄が異なります。つまり、学校への出願手続きが完了したとしても、厳密にはビザの発行が確約されるまでは留学としての渡航を確定することが出来ません。
具体的な留学の手続きの流れは基本的には以下の通りです。
① 学校・プログラムへ出願
② 審査を経て入学許可を得る
③ 入学許可を得た学校・プログラムに留学する、という形で学生ビザ(Fビザ)の申請をする
④ 事前のオンライン申請、申請に関わる諸費用の支払いなどを済ませて在日米国大使館/領事館での面接を実施
⑤ ビザ発行が確約されて晴れて留学実現が決定
※プログラムの種類や渡航方法によっても例外がございます。
上記の流れを踏まえると、留学が確定するのはビザを取得する⑤のタイミングです。そしてこれは渡航時期から遡っておよそ4~1ヵ月前のタイミングになります。退職通知はもちろんお勤め先によっても人それぞれですが、およそ3ヵ月前までには告知したい、という場合は理想的なスケジュール感になります。
しかし前述の通りもっと早くに伝えなければいけないという人や、渡航予定時期が近く充分に時間を持てない場合は、ビザの取得前の時期から告知される方もいらっしゃいます。
学生ビザを要さないプログラムへ留学する場合:
一方ビザを要さないようなプログラムへ留学する場合は、留学を心に決めたタイミングから渡航決定として、速やかに退職を告知されるのが一般的です。この場合特に注意点はございません。
まとめ
ビザを要する場合の理想の告知時期:ビザ発給確定のタイミング
ビザ不要の場合の告知時期:留学を決めたタイミング
③ ハワイでの滞在先と費用感

社会人の方の方が学生よりもプライベートの時間を欲してコンドミニアムをご希望される方が多いです。確かにルールに縛られず気が楽で、ワイキキ周辺の立地と何かに便利なコンドミニアム滞在ですが、その分費用が高くなりがちです。
あくまで相場ですが、ワイキキ周辺で24時間セキュリティが駐在しているようなワンルームタイプの物件ですと、月の家賃は1700ドル以上が一般的です。水道光熱費やインターネット料金は別ということも珍しくないので、合計2000ドル前後となるケースも多い相場です。(※2021年11月時点)
滞在費が高くなりがちなので、出費を抑えたい方は慣れるまではホームステイの利用を検討するのも手でしょう。ホームステイの場合は一部食費も込みで1200ドル程度に抑えられるのでおすすめです。滞在先は費用と利便性、プライバシーなどと相談してお決めいただくのがおすすめです。滞在方法について詳しくお知りになりたい方はHECハワイ留学支援センターまでご相談ください。
まとめ
コンドミニアムに滞在する場合の家賃相場:約$1,700/月~(Studio タイプ)
ホームステイを利用する場合の費用相場:$1,200/月(朝・夕食付き、1人部屋)
④ 留学後のライフプランを考える
社会人の方の場合、留学を機にキャリアチェンジ/キャリアアップを目指す方が多いです。興味はあるけれど経験のない職種に挑戦したいという方や、学歴に箔をつけてキャリアアップしたい方など様々です。中にはキャリアプランに留まらず、将来的に米国移住・米国での正規就労や国際結婚など理想のライフプランを思い描いて留学を始めています。
留学と聞くと英語力や国際感覚の向上を第一に発想しますが、そもそも留学とは日本では出来ない経験を得て成長する自己投資です。日本での日常を離れ、仕事を辞めて異文化の土地に行くことは、多くの人にとって大きな挑戦です。だからこそ留学を思い立った際は、目先の英語力や体験だけではなく、留学生活を終えた先に「どんな自分が待っているのか」「どんなキャリア、ライフプランを思い描けるか」を考えることが、結果的に留学の成功に繋がると考えます。
まとめ:
留学を成功させる上で大切なのは、ポジティブな可能性を思い描くこと。
いかがでしたでしょうか。
社会人の方が留学を決めるのは、現役の学生が留学をするよりもある種勇気が要ることかもしれません。大人になればなるほどリスクを考えて保守的になりがちだからこそ、留学を機に学生という立場に戻り、理想のライフプランに繋がるような実りある留学をしていただきたいと思っています。
HECからはそんな社会人の皆さんも、例年ハワイの短大・大学、語学学校などへ留学してハワイ留学生活を楽しんでいらっしゃいます!ハワイ留学をご検討の方はぜひHECハワイ留学支援センターまでご相談ください。
Mahalo!