Aloha!
さて、本日のブログではハワイ州内の大学の最新ランキングが発表されたので、みなさんにご紹介します。
このランキングは留学生に対して、と限定した指標ではないのですが、進学先大学選びにぜひ参考にしてください。
様々なランキングを発表している毎度おなじみWallet Hubが発表した最新のランキングで、弊社が公式エージェントとなっているハワイパシフィック大学が見事第一位に選出されました!
学校について知りたい方はこちらの記事もご覧ください↓↓
今回発表されたランキングは、各大学の学生と教員の比率、卒業率、卒業後の平均年収、キャンパス内での犯罪率、男女の在籍比率などを比較対象としています。
2位以降は、シャミナード大学、ハワイ大学マノア校、ハワイ大学ウエストオアフ校、ハワイ大学ヒロ校の順となっていて、私立大学2校がベスト1、2となった形です。
ただし留学生向けに、ということを考慮すると、ESL(留学生向けの英語コース)の充実や、入学基準の英語・試験スコア、立地なども考慮に入れる必要があるため、より詳しく知りたい方はHECハワイ留学支援センターカウンセラーにご相談ください。
<英語レッスン>
今回は原文記事の中から留学準備や生活に関わる表現をピックアップして、最後に一つ表現に関する豆知識を紹介します。
Hawaii Pacific University was rated at the top based on being the 1st in admission rate, 4th in student-faculty ratio, 2nd on-campus crime, 1st in gender and racial diversity, 3rd in graduation rate and 1st in post-attendance median salary.
admission:入学
student-faculty ratio:学生:教職員の比率
on-campus:学内の(反意語:off-campusは学外)
post-attendance:卒業後
こうした表現は留学生活にも頻出の表現なので、よく覚えておきましょう。
この中でも、今回はpost~という表現を取り上げたいと思います。
postには「後の」という意味があります。日本語でも「○○はポスト~」といって、「○○は~の後継者だ」といった使われ方をすることがありますよね。
実は2016年の英語圏、特にイギリスでは”post-truth“という表現が流行ったのをご存知でしょうか。
オックスフォード英語辞典を出版するイギリスのオックスフォード大学出版局は、2016年の「Word of the year」(今年の一語)にこのpost-truthを流行語大賞として選んでいます。
日本ではほとんど広まっていない表現ですが、それもそのはず。実はこの表現は日本語訳がとても難しい表現なんです。
オックスフォード辞書では、「客観的事実よりも感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況を示す形容詞」と定義されています。形容詞なので、使い方としては”post truth era”といった形で”era”(時代)やpolitics(政治)の前に付くような表現が多く見られます。
2016年といえばイギリスのEU離脱に関する国民投票が行われたり、アメリカのトランプ大統領が大統領に就任した年で、各所で叫ばれたフェイクニュースという言葉は日本にも浸透しました。
当時の世相を揶揄した表現ともいえる興味深い表現ですよね。日本でも「忖度」という言葉が流行したように、海外でもその時の情勢や問題がきっかけで新しい表現が出てくるのは面白いですよね。
こちらはケンブリッジ辞書の英英訳:https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/post-truth
インターネット上では当時の記事も読めるので、調べてみると面白いかもしれません。
読んでいただきありがとうございます。
Mahalo!