ALOHA!
みなさんは英語試験を受けたことがありますか?
短大・大学への留学には英語力の証明として英検などの英語資格の取得が求められます。
本日は留学によく使われる英語試験についてご紹介します。
各大学への出願に利用可能な主な試験と、注目のポイントを一挙にご紹介します。
・英検
https://www.eiken.or.jp/eiken/
日本英語検定協会が主催する、中高時代に多くの方が受けたことのある「英検」です。
実は英検はSTEP EIKENとして海外の大学への留学にも使えるのはご存知でしたか?
年間3回の試験を実施しています。4技能を測る試験ですが、一次試験と二次試験で日程を別に設定しています。
じっくり技能ごとに試験対策をして受験するのに向いている一方、受験から結果が出るのに時間がかかります。
過去に英検を受けたことのある方で渡航までお時間の余裕がある方は、まずは慣れている英検の受験をおすすめします。
① 「2級A判定」
一般的な区別として2級の上は準1級ですが、CSEスコア2150点以上は「2級A判定」という資格として扱われます。
国内の利用にとどまっている方は2級を取得していながらこの判定の区別をご存知ない方もいらっしゃいます。
B級、C級は存在せずあくまで「Aか否か」という区別になっています。ハワイ大学の各キャンパスでは2級A判定以上で出願ができるキャンパスも多くあります。
ちなみにハワイ大学かピオラニコミュニティカレッジに留学する日本人の7割近くは英検と言われています。
② 「英検CBT」・・・早めに結果を得たい方におすすめ!
HECカウンセラーがおすすめしたい英検は、「英検CBT」です。CBTとはComputer Based Testの略称です。すなわちコンピュータ上で受ける英検です。
前述の普通の英検と違い、CBTは4技能を1日ですべて受験します。だから4技能すべての結果も同日に受け取ることができます。
各機関では普通の英検と同じように扱ってくれるため、早く結果が出る英検として利用することができます。
英検と英検CBTをどちらも受けられるなど、受験の形態も柔軟で大変便利な試験です。
・TOEIC
https://www.iibc-global.org/toeic.html
主に日常生活やビジネスシーンにおいて活用できる英語力を測定するテストです。
聞く・読む力を測る TOEIC® Listening & Reading Test と、話す・書く力を測る TOEIC® Speaking & Writing Testがあります。
日本では就職活動や昇進条件にも利用されるなど広く浸透した試験ですが、留学のシーンでは残念ながらTOEICを受けつける学校は多くありません。
ただしハワイ州では最も人気なハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジがこのTOEICを出願スコアとして受けつけているため、ピンポイントでTOEIC得点を狙う学生も少なくありません。同校が受け付けているのはTOEIC® Listening & Reading Testのみなので受験の際はご注意を!
ほぼ毎月、比較的安価で受験できる点と、参考書籍が豊富なため対策の学習がしやすいのがポイントです。
・TOEFL
アメリカのみならず、英語圏の大学・大学院の多くが留学希望者の英語能力を測定する際に使用している試験なので、海外進学を考えている方は聞いたことがある方も多いでしょう。
実はTOEICと同じ米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)が運営している試験ですが、TOEICが日常生活やビジネスシーンでの英語力の測定をしているのに比べ、こちらは英語圏の大学・大学院で学業を修める英語力があるかを測る試験なので、よりアカデミックな性格が強いと言えます。
TOEFLにはPBT(ペーパー形式)のものなどがありますが、現在日本で受験できるのはインターネットで実施されるTOEFL iBT®(Internet-Based Testing)のみです。
試験の難易度は高いですが、ほぼ毎週受験できるため目標スコアを目指して複数回受けようという方にはおすすめです。
大学院課程レベルへの出願になると、英検やTOEICではなくTOEFLまたは次に紹介するIELTSが必要となります。
・IELTS
https://www.eiken.or.jp/ielts/
IELTS(International English Language Testing System)はTOEFLに並んで海外の大学・大学院への留学に一般的に使用されている英語試験です。移住を目的としたGeneral Moduleもありますが、留学を目的とした場合はAcademic Moduleの受験が必要です。
IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP:IELTS オーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営している試験なので、アメリカよりもイギリス式の教育制度の国(イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど)への留学で使われることが多いのが特徴です。市販の参考書を手に取ってみるをわかりますが、単語のスペルやリスニングでの発音などはイギリス英語を主としたものになります。とはいえアメリカの高等教育機関でも広く認められているので、ハワイ大学への留学の場合もIELTSが認められています。
いかがでしたでしょうか。 留学に使える英語スコアには様々な試験がありますが、目的や希望渡航時期によっても変わります。 ご自身におすすめな試験が知りたいという方はまずはHECハワイ留学支援センターカウンセラーまでお問合せください。
MAHALO!