ALOHA!
昨日のブログに続きまして、本日もハワイ大学ヒロ校(Univeristy of Hawaii at Hilo)の学生スタッフMireiさんより、「ハワイ大学ヒロ校の1学期の流れ」をご紹介いただきます。
ヒロ校のみならず、ハワイの大学へ留学をお考えの方皆さんに参考になりますので、ぜひご覧ください!
Aloha! ハワイ大学ヒロ校の留学センターで働く、学生スタッフのMireiです。
私も卒業まで残すところあと半年になりました…!
今回は、私自身の大学生活の振り返りも含めて、大学の一学期の流れを紹介したいと思います。
ハワイ大学ヒロ校は2学期制で、秋学期が8月下旬から12月中旬まで、春学期が1月初旬から5月中旬まで。入学は8月、1月、どちらでも可能です。
ちなみに私は2017年の8月に入学して、2021年の5月に卒業予定です。
オリエンテーション
授業が始まる前の一週間は、「新入生オリエンテーション」が行われます。
新入生を迎えるセレモニー、新入生同士の交流を深めるイベント、学生クラブの紹介、キャンパスツアーなど、企画が盛りだくさんです!
私は大学に親友がいるのですが、彼女に知り合うきっかけ がこのオリエンテーションでした。
新入生オリエンテーションは参加が自由ですが、私は参加をおすすめします!
また、留学生は新入生オリエンテーションとは別に「留学生オリエンテーション」に参加します。こちらは絶対参加です。
留学生オリエンテーションでは、ビサについてや、大学のシステム、制度についてなど、留学生としてハワイ大学ヒロ校で学生生活を送るにあたって必要な情報を得ることができます。
この他にも留学生は、ツベルクリン検査(結核感染を判定する検査)を受けなければならなかったり、英語のクラス分け試験を受けなければならなかったり、オリエンテーションの一週間は大忙しです!
2学期目以降はオリエンテーションへの参加がなくなるので、この一週間は休暇になります。
授業スタート!
学期の最初のクラスからいきなり講義を始める教授はあまりいません。
授業を始める前に、シラバスの確認をします。シラバスとは、クラスの形式、必要な参考書、課題や試験の内容や頻度、評価方法などが細かく書かれた書類のことです。どんな内容をどのように学んでいくのか、これから始まるクラスのイメージを掴むことができます。
授業が始まって最初の1週間目は、クラスの変更が可能です。必修のクラスは別ですが、一般教養や選択科目の場合は、シラバスの内容や教授のタイプなどをみて、本当に取りたいクラスか、一学期間頑張っていけそうか、判断することができます。
留学生は特に、自分の英語力でついていけそうかどうか見極めることも大切ですね。
生徒数が少ないクラスが多いので、学生の自己紹介の時間を取る教授もいます。私は大学で初めての授業でいきなり自己紹介のトップバッターに指名され、とても緊張した思い出があります(笑)
アットホームな雰囲気と、教授と生徒、生徒同士の距離の近さは少人数クラスのメリットです!
中間試験
学期の半ばには多くのクラスで中間試験があります。ただ、全クラス共通の「中間試験期間」があるわけではないので、「だいたい学期の中間に行われる試験」という感じです(笑)
テストの形式や内容はクラスによって様々ですが、他の試験よりも配点が高いことが多いため大切な試験です。
期末試験
中間試験よりさらに重要な試験が、期末試験です!
期末試験が始まる前の一週間は試験勉強に追われて大忙しのため、「Hell Week (地獄の週)」と呼ばれています(笑)この週は図書館の開館時間が延長したり、勉強スペースとして教室や会議室が解放されたりします。
Hell Weekはキャンパスが寝不足の学生で溢れています(笑)
学期の最後の一週間が、「Finals Week (期末試験の週)」になります。通常の授業は前の週に終了し、この週は試験のみ行われます。スケジュールもFInals Week専用のタイムテーブルがあり、普段のクラスのスケジュールと異なるので確認が必要です。
中間試験同様、試験のやり方はクラスによって異なります。私のメジャー(専攻)の言語学のクラスでは、期末試験ではなくレポートを提出するクラスが多いです。選択科目の一つとして取ったダンスのクラスでは、なんと期末試験が発表会でした!
期末試験を終えたら、一学期終了です。
卒業式
Finals Weekの土曜日には卒業式があります。長い間の努力が実を結ぶ、大学生活最後で最大のイベントです。
秋学期の卒業式はキャンパス内の体育館で行われますが、春学期の卒業式は卒業生が多く、体育館ではスペースが足りないため、キャンパスから離れた場所にあるスタジアムで行われます。
卒業生はキャップ(角帽)をかぶり、ガウンを着て式に参加します。
ガウンの上に帯や紐を首から下げている卒業生は、成績優秀者や賞の受賞者などです。
留学生は出身国の名前と国旗が刺繍された帯を首から下げて式に出席します!
ハワイでは、卒業生にレイをかけてお祝いするのが伝統です。顔が隠れてしまうほどたくさんのレイを下げた卒業生の姿は毎回恒例です
以上がざっくりとした一学期の流れです。
振り返ると、試験勉強や課題に追われ、大変なこともありました…。
それでも私は、ハワイ大学ヒロ校に来て、本当に良かったです!!この大学での出会いと学びを通して、大きく成長できたと感じます。
(コロナウイルス感染拡大を受け、現在オリエンテーションは簡略化、授業、試験はほとんどがオンラインで実施、そして会場での卒業式はキャンセルになっています。一日も早く元の大学生活が戻ることを願うばかりです!)
ハワイ大学ヒロ校 学生スタッフ Mirei
いかがでしょうか?
ハワイ大学ではしっかりと勉強する期間や、お楽しみのイベントなど、メリハリのついた学生生活を送ることが出来ます。今回はハワイ大学ヒロ校の紹介でした。後日オアフ島のハワイ大学マノア校(University of Hawaii at Manoa)の1学期の流れも当ブログにてご紹介しますので、お楽しみに!
ハワイ留学に少しでもご興味のある方は、まずはHECハワイ留学支援センターまでご相談ください。
MAHALO!