ALOHA!
社会人でご留学を検討されている皆さまは、留学後のキャリアプランもお考えでしょうか?
本日はハワイで看護師になりたい!とお問い合わせをいただくことが多いため、ハワイでの看護留学についてご案内させていただきます。
ハワイ州で看護資格取得を目指す方法は下記の通りです。
日本で看護師資格を有しているか否かでも大きく異なるので、
【日本で看護資格を持っている場合】
現在の資格を生かし、資格認定試験(CGFNS)を受験しその後ハワイ州の看護資格試験(NCLEX)を受ける
①「CGFNS」とは?
・・・Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools の略称
アメリカ国外で看護資格を持っている方たちが米国内で働くための適性を評価する機関です。
ハワイ州での看護資格試験を受験する前に、必ずこのCGFNSの試験を受ける必要があります。試験に合格した方のみ、次に紹介する看護師資格試験の受験が可能になります。
実はカリフォルニア州、ニューヨーク州ではこのCGFNSの審査は免除されますので、ハワイは次の試験を受けるための英語力を上げる語学留学地として利用するのがおすすめです。
②「NCLEX」とは?
・・・National Council Licensure Examinationの略称
アメリカの看護資格試験です。
NCLEXには2種類あり、正看護師を対象としたNCLEX-RNと、準看護師を対象としたNCLEX-PNがあります。
ちなみにハワイ州では、NCLEXを受けるために定められたTOEFL等の英語力の条件はありません。(2020年3月現在)しかし前段階のCGFNS試験も、各種手続きもすべて英語で行われますし、実際に就労を目指す場合はビザスクリーンと呼ばれる看護師として働くための英語力の審査も行われるため、当然ながら高い英語力は必要です。
自分が診てもらう立場として医療従事者の言語力が不足していたら不安になりますよね。そう考えると医療分野に高い英語力が求められるのは当然と言えます。
看護師の方は学生時代から高度な、専門的な学びを中心としていた方が多いため「英語力には自信がない」という声もよく聞きます。英語力が不足している場合はNCLEXの受験を目指して、まずはハワイで語学学校に通うのがおすすめです。
【日本で看護資格を取得していない場合】
背景知識や実務経歴がない状態から目指す場合は、アメリカの大学の看護学部を卒業し、ハワイ州の看護試験(NCLEX)を受験するという選択肢になります。
実は「医療費が高額」で有名なアメリカでは、看護学部も含め医療系の学部は大変人気を集めます。州立の学校では、原則として医療系の学部はハワイに税金を納めている州民の学生が優先されるため、州民の学生および次に優先される本土からのアメリカ人学生で定員が埋まり、留学生にはなかなかチャンスが巡ってこないのが実情です。
そんな中、弊社が公式事務局にもなっているハワイパシフィック大学(HPU)は私立大学ということもあり、州民学生・留学生といった受け入れにおける優先順位の区別がありません。英語力や成績等の出願条件を満たしていれば留学生にも比較的入れるチャンスがある学校と言えます。この分野に進む新入生はPre-Nursingと呼ばれる、言わば看護準備コースに出願することになります。
参考のURLはこちら:
ハワイパシフィック大学 看護学科(英語ページ)
HPUの看護学部の施設の様子:
いかがでしたでしょうか。
人気分野ならではの条件の厳しさですが、留学生にも看護師を目指すチャンスはあります。
試験受験に向けての語学留学や、大学への進学、看護学部に進む場合の費用など、より具体的な留学プランはHECハワイ留学支援センターカウンセラーまでご相談ください。
MAHALO!